"青がすき”っていってもいいですか…?

 正直円盤を見たら、“悲しくなるかな、終わっちゃったって寂しくなるかな”と思っていました。でも、見終わった時に不思議とそういった感情は全くなくて、むしろ清々しいというか晴れやかな気持ちで私自身驚きました。確かにいっぱい泣いちゃったけど、その涙は私の大好きな人はなんてかっこいいのだろう!とか、ただ彼らの姿に感動した、ドリフェス!に溢れるいろんな人の愛に心を動かされたというものでした。ただただ、楽しくてみんながかっこよくて、すごいなって、純粋に思いました。

 

 キラッキラに輝く彼らの笑顔を見て、“あぁ、本当にアイドルだったのだな”と、約三年間人間80年くらい生きることを考えたらたったの三年間だけどまぎれもなく彼らはアイドルだったのだと、そう思いました。普通に生きていたら、きっとアイドルという仕事は縁遠いものだろうし、ほんのごく一部の人がなれるもので、そのアイドルという姿の彼らに会えたのはとても幸せなことだと感じさせられました。

 

 あの日、武道館にはスパンコールみたいな星が降ってた。あの空間に居られてよかった。彼らの三年間をずっと見てこれたわけじゃないけど、むしろほんの少ししか応援できなかったけど、ドリフェス!という軌跡の一端を体験できたことは私の誇りです。

 

  最期の琢矢くんの挨拶を聞いていて、きっと私には想像もつかないくらいたくさんのことを思って、悩んで、必死で理想の青を追い求めていたのだろうなと、そこにはたくさんの見えない努力があって、その上での今の琢矢くんがあって、及川慎くんだったのだろうなと感じました。自分とは違う、反対だから好きだった青を担当することへのプレッシャーや悩みを乗り越えて、ものすごい努力のすえに舞台に立っていたのだろうなと思うと涙が止まらなくなりました。ほんとにほんとに及川慎くんが好きです、溝口琢矢くんが好きです。

 

 Dear Dreamの青担当が、及川慎くんが溝口琢矢くんで本当によかった。本当にこれに尽きます。ありがとうの気持ちでいっぱいです。

 

 円盤に入っていたラジオ初回の「Dear Dreamの青担当、及川慎こと溝口琢矢です」の声が、私の知っている挨拶の声と違ってかわいらしいのを聞いて、今の青のイメージがしっくりくる琢矢くんが当たり前になっていたけどそうじゃなくて、青のイメージがしっくりくるように変わっていったのだなと、やっぱりすごいなと感じました。ドリフェス!をはじめる前の琢矢君を私は知らないけど、よく考えたらハンサム2014を見たときに“かわいいでしかない”と思ったこと思い出しました。かっこいい一面もある、私の中の青のイメージに当てはまっている琢矢くんは、もとからそうだったのではなくて慎くんに出会って、ドリフェス!を通してそうなっていったのかと、彼の凄さを実感しました。本当にかっこいいなと思います。

 

 リフレイン で登場してワンフレーズ歌い終わった後の琢矢くんの表情がすごく印象的で、一面の青のペンライトに圧倒されるように、またそれを噛みしめるように会場を見渡していて、一端涙をこらえているようにも見えるその表情が忘れられなくて、なんとなくそこに全部詰まってるような気がして、琢矢くんにあの景色を見せてあげることができてよかったなと思いました。リフレインを歌っている琢矢くんのそばには間違いなく慎くんが居た気がします。

 

いつか彼が、「青を見ると幸せを感じるようになりました。」と言っていたけれど、私も青を見ると琢矢くんを思い出して幸せを感じるようになったよ。

 

 

ありがとう、大好きだよ。